どーも、パパゲです。
ここのところ雨続きで外構のコンクリート打ちが中々進んでいません。
お家の基礎や土台を作るときもそうですが、大雨は建築の大敵です…
今回は、注文住宅のハウスメーカー選び、我が家の場合です。
地場工務店とハウスメーカー
建売の内覧をした時のことも踏まえて、地場工務店とハウスメーカーのメリットデメリットを比較することから始めてみました。以下にメリットデメリットを記載していきますが、内容は我が家の個人的見解となります。
また、工務店だけど長期保証、ハウスメーカーだけど安い、などそれぞれのカテゴリでも違う特徴を持っている会社もあります。
あくまで参考程度で受け取ってください。
地場工務店
地域密着型の工務店です。規模は色々ですね、県内で事業展開していたり、市内に密着していたり。
地域の特性を把握した建物づくりが期待出来ます。
メリット
- 宣伝広告費にお金を使っていないので建築費が安い。
- 地場の信頼で成り立っているので優良工務店は対応が手厚い。
- 設計とデザイナー、営業は兼務であることが多く関係者が少ないため伝達ミスも少ない。
- 建築中も臨機応変に柔軟な対応をしてもらえる可能性が高い。
- 安全基準などで多少の間取りの制限は受けるが、造作や床材、外壁、設備も含めてほぼ自由。
- 技術水準が高い工務店では断熱性能はハウスメーカーを上回る。
- 現場監督の掛け持ち件数が少ないため、現場に目が行き届きやすい。
- 見積の項目を細かく提示してもらえることが多く、金額に安心感がある。
デメリット
- 設備の仕入価格はハウスメーカーに劣る。
- 提案力は低い場合が多い。施主が主体となる覚悟が必要。
- 設備や床材、外壁など、自由に選べすぎるが故に施主側の知識が不可欠。
- 工期は長くなりがち、住むまでに1年以上かかることも。
- 設計の細かい部分を建築中に決めながら進めていく方法を取ることが多く、検討に十分な時間が取れないことがある。
- 他現場の影響を受けやすいため、特に雨季にスケジュール変更が多い。
- 完成した住宅の内覧見学会などが少なく、完成形を見る機会が得にくい。
- 耐震性はハウスメーカーよりは低い傾向がある。
- 長期間のアフターメンテは法律で定められた十年間の瑕疵担保しかない場合が多い。※優良店なら、善意の修繕が続いていくことはありえる。
- 木造軸組が主、他の工法を取り扱っているところは少ない。
- 住宅ローンや税制、行政の支援制度の相談などには疎い。
- 数十年住むことを考えた場合の倒産リスクがある。
- 優良店・劣悪店を見分けるのは難しい。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは全国や複数地域に広範囲で展開している住宅会社のことです。例えば、一条工務店は“工務店”という名前は付いていますが実態はハウスメーカーですね。
安定した品質の建物づくりが期待できます。
メリット
- 提案力は高い場合が多く、一般的に使いやすい間取りになりやすい。
- 寿命の長い家を建てやすい。
- 営業,設計,デザイナー、と役割分担されているので専門性の高い打合せが出来る。
- 各社とも研究された最先端の技術を使っての建築で、快適性や耐震性などの基本性能は一定水準を超えている。
- 設備の仕入を安く抑えているため、程良いグレードの設備が標準仕様。
- 部材の品質が安定している。
- 大部分の仕様を決定してから着工する為、検討にある程度の猶予を持てる。
- 住宅展示場やモデルハウス、完成見学会などで完成形を見る機会がある。
- 住宅ローンの相談や税制、行政の支援制度の相談なども詳しく相談できる。
- お抱えのFPを抱えていることが多く、資金計画を綿密に建てられる。
- 地元不動産との提携や社内不動産部門などを通して土地探しの支援も受けられる。
- 有償メンテ前提だが、長期保証が標準的に付いている。
- ブランド力のあるハウスメーカーの場合は将来的な売却がしやすい。
- 将来の倒産リスクが低い。
デメリット
- 宣伝広告費などにお金を使っているので建築費が高い。
- 営業,設計,デザイナー,現場監督,大工、関係者が多く伝達ミスがある
- 一度建築が始まると大きな変更はし辛くなる。
- 耐震仕様などが規格化されている場合、自由設計でも自由度が低いことがある。
- 現場監督は複数現場の掛け持ちが常のため、現場監理が甘い。
- 見積の項目が一式でまとまっていることが多く、金額が不明瞭。
- 施工は下請けが多く仕上がりには多少の運が絡む。※ハウスメーカーによる下請けの選定があるため、余程の手抜きや下手くそに合う確率は低いと思われる。
我が家の場合
ざっと書き出してみましたがどちらにも良い面悪い面がありますね。最終的には施主である私たちが何を重要視するか、になってくるかと思います。
結局、我が家の場合は…
パパの希望はこれだッ!
- 断熱性能の高く快適な家が良い。
- 終の棲家として60年は住んでいたい。
- 使いやすい間取りが良い。奇抜な個性は無くていい。
- 倒産リスクは避けたい。
- 金額は細目で提示され納得感が欲しい。
- 欠陥住宅は絶対嫌だ。
- 土地探しも手伝ってほしい。
- 口は挟むが基本は建築会社に主導されたい。
ママの希望はこれよ!
- 耐震性は高ければ高いほど良い。
- 何より丈夫な家が良い。
- 出来れば鉄骨造が良い。
- 安っぽい作りは嫌だ。
- 出来るだけ安い方が良い。
- 口は挟むが基本は建築会社に主導されたい。
といった形で、地場工務店の良さ、ハウスメーカーの良さのどちらも欲しがりつつ、どちらかというとハウスメーカー寄りになるのかな?という結論になったのでした。
もうひとつ大きな理由として、自分たちで優良な地場工務店を探し出せる自信が無かった、というのも有ります。
私のモットーは安牌重視なので…